難聴とは?

難聴イメージ

難聴とは、音が聞こえにくくなる、あるいはまったく聞こえなくなる状態を指します。年齢に関係なく発症する可能性があり、原因や程度もさまざまです。

日常生活での会話が聞き取りづらくなることで、仕事や学業、人間関係に影響が出ることも少なくありません。特に早期の対応が必要な「突発性難聴」や、近年若年層にも増えている「ヘッドホン難聴」など、注意すべきタイプの難聴も存在します。

北村耳鼻咽喉科では、各種難聴に対して的確な診断と治療を行い、患者さん一人ひとりに最適なサポートを提供しています。

主な原因と症状

難聴の種類と原因

難聴は、原因により以下のように分類されます。

突発性難聴
突然、片耳が聞こえなくなる病気で、ストレスやウイルス感染、血流障害などが関係すると言われています。発症から早期(できれば48時間以内)の治療が重要です。
加齢性難聴(老人性難聴)
年齢とともに聴力が徐々に低下していきます。左右対称に聞こえにくくなるのが特徴です。
騒音性難聴(ヘッドホン難聴)
大音量での音楽視聴や工場などの騒音環境に長時間さらされることで、内耳にある有毛細胞がダメージを受け、聴力が低下します。
伝音性難聴
鼓膜や耳小骨に異常があることで音がうまく伝わらない状態(中耳炎や鼓膜穿孔などが原因)。
感音性難聴
内耳や聴神経に障害があることで音が正しく伝わらない状態。加齢性難聴や突発性難聴などが含まれます。

主な症状

  • 会話が聞き取りづらい
  • 電話の声が聞きにくい
  • テレビの音を大きくする
  • 耳が詰まったように感じる
  • 耳鳴りやめまいを伴う(突発性難聴の場合)

特に片耳だけの急激な聴力低下は、早急な対応が必要です。

診断と治療

診断と治療イメージ

北村耳鼻咽喉科では、以下のような検査を通して難聴の原因と種類を診断します。

  • 純音聴力検査:さまざまな高さの音を使い、聴力の程度を測定します。
  • 語音聴力検査:言葉の聞き取り能力を確認します。
  • ティンパノメトリー:鼓膜の動きを調べ、伝音性の障害の有無を評価します。
  • 耳鏡検査・内視鏡検査:耳の中の状態を観察します。

必要に応じて血液検査やMRIなど、他の検査も併用して原因を詳しく調べます。

治療方針

難聴の治療は、その原因や進行度によって異なります。

突発性難聴の場合
発症からできるだけ早くステロイド薬や循環改善薬による内服・点滴治療を行います。症状の回復は治療開始の早さに大きく影響します。
加齢性・騒音性難聴の場合
内耳のダメージは元に戻らないことが多いため、補聴器の使用や聴覚リハビリが中心となります。
中耳炎などによる伝音性難聴
原因となる疾患の治療(抗生剤や鼓膜切開、手術など)を優先して行います。
生活指導と予防
ヘッドホンの音量制限、定期的な耳のチェック、早期受診などを通じて、難聴の進行や再発を防ぎます。